5月31日は世界禁煙デー。たばこに関するアレコレを大調査(マクロミル調べ)

  • 2018-4-18
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マクロミルは「たばこ」をテーマとして、WHOが制定した5月31日の「世界禁煙デー」を前に、 20~60代の喫煙状況や禁煙経験など、たばこに関するアレコレを調査した結果を公表した。

【1】 20~60代男女の喫煙率は、 19%。 約5人に1人が喫煙者
最初に、全国の20~60代の男女20,000人の喫煙状況を確認した。なお当調査では、紙巻きたばこ、もしくは、加熱式たばこを吸う人を“喫煙者”と定義している。

現在たばこを吸っている人は19%、吸っていない人は81%だった。つまり、約5人に1人が喫煙者であることがわかる。

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【2】 喫煙者の87%が「紙巻きたばこ」、 39%が「加熱式たばこ」を利用。また、 27%が併用

ここからは、先ほどの2万人調査で、 “現在たばこを吸っている”と回答した500名を対象に行なった調査結果について紹介する。

火を付けて吸う従来の紙巻きたばこに加え、近年日本で登場した、 IQOS(アイコス)、 glo(グロー)、 Ploom TECH(プルーム・テック)といった加熱式たばこもコンビニエンスストアの店頭などでよく見かけるようになってきた。では喫煙者は、どのようなたばこを吸っているのだろうか。

喫煙者に、現在吸っているたばこをすべて選んでもらったところ、「紙巻きたばこ」が最多の87%、「加熱式たばこ」は39%だった。なお、中には「紙巻きたばこ」と「加熱式たばこ」を併用しているという人も27%存在していることがわかった。

併用する理由では、「加熱式たばこを忘れてきた・充電が切れたときに、紙巻きたばこを吸う」「加熱式たばこを吸っていて、紙巻きたばこの味が恋しくなる・ガツンとしたのが吸いたくなる」「副流煙や臭いが出せないときに加熱式たばこを吸う」などが挙げられた。

また、どのたばこをメインで吸っているか尋ねると、「紙巻きたばこ」がメインの人が77%、「加熱式たばこ」がメインの人が23%だった。

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■紙巻きたばこと加熱式たばこを併用する理由 自由記述回答から一部抜粋
たまに外出するときにアイコスを忘れるから、その時に紙巻きたばこを買う。(男性20代、京都府)
出先でIQOS(アイコス)の充電が切れた時に、仕方なく紙巻きたばこを吸う。(男性20代、静岡県)
たまに紙巻きの味が恋しくなるから。(男性20代、大阪府)
家では加熱式、外では紙巻き。家が汚れるのが嫌だから。(女性30代、東京都)
最終的には加熱式たばこに移行するつもりだから。(男性30代、千葉県)
ガツンとしたのが吸いたい時に紙巻きを利用。(男性30代、東京都)
紙巻きたばこは、価格が安いから仕事中に吸う。加熱式たばこは高い為、家用。匂いもつかないし、楽。(男性40代、千葉県)
外出する時は加熱式たばこにしています。灰皿を持ち歩かなくて良いので、カバンの中が臭くならないのが良いです。(女性40代、東京都)
臭い、副流煙による他人への迷惑の為、外出先では加熱式たばこを吸っていて、健康の為に完全に移行したいが、家ではやはり、紙巻きたばこを吸ってしまう。(女性40代、長崎県)
車で移動中は臭いの少ない加熱式タバコを使用。その他の場面では、好きな紙巻タバコを使用。(男性40代、北海道)
加熱式しか吸えない飲食店が有るため。(男性50代、東京都)

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【3】 たばこにかける月の金額、喫煙者1人あたり「平均9,247円」。ボリュームゾーンは「5,000円~1万円」

喫煙者に、月に、たばこにどのくらいのお金をかけているのか尋ねた(加熱式たばこの本体やパイプ、ライターなどにかかるお金は除く)。

結果、1か月の平均は、「9,247円」と、1万円近いお金をかけていることがわかった。月にかけているお金の価格帯をみると、「5,000円~10,000円」と回答した人が36%で最多、次に「10,000円~15,000円」が28%だった。

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【4】 禁煙成功者が禁煙に成功した方法は、「喫煙具を処分」が23%で最多、禁煙のきっかけは、 “健康”や“お金”に対する意識や状況の変化

ここから、前述で触れた2万人調査で、 “たばこを吸わない”と回答した非喫煙者の調査結果も紹介する。

非喫煙者500名のうち、過去に喫煙をしていたが禁煙に成功した174名に、どのようにして禁煙に成功したか尋ねた。上位5位の傾向では、思い切りの良い行動を取った回答として、「喫煙具を処分した」が23%で最多、「周囲に禁煙を宣言した」という人も14%いた。

また、徐々にやめる、何かに置き換えるといった回答として、「食べ物や飲み物で紛らわした」18%、「吸う本数を徐々に減らした」16%、「吸いたくなったら別の行動を取った(運動する、歯を磨く、など)」14%などが挙げられた。

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同じく禁煙成功者に対して、禁煙を始めたきっかけについて尋ねた。ダントツの回答が「自身の健康を維持しようと思った」で43%。次いで、「節約しようと思った」20%、「たばこが値上がりした」19%、「子どもや孫ができた」17%、「病気になった、体調不良になった」16%だった。このように、禁煙を始めたきっかけとしては、“健康”や“お金”に対する意識や状況の変化といった回答が上位5位を占めた。

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【5】 喫煙場所の減少、 “賛成派”は、喫煙者が45%、非喫煙者が87%

ここからは近年の禁煙ブームについて、喫煙者と非喫煙者両方の考えを紹介する。最近では、店舗や公共の施設など様々な場所の喫煙場所が撤去されるなど、たばこを吸える場所が減少している。このことに対して、賛成か反対かを尋ねた。喫煙者は、賛成45%、反対55%、非喫煙者は、賛成87%、反対13%だった。たばこを吸う人も、賛成派が半数弱いることがわかる。

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賛成、反対の理由を自由記述回答で質問した。喫煙者と禁煙者それぞれの賛否の理由を、一部抜粋して紹介する。

■「喫煙場所の減少」に賛成の理由、反対の理由 自由記述回答から一部抜粋
------ 賛成の理由 ------
喫煙者の回答
自分は自宅でしか吸わないし、日本は分煙化や禁煙化が遅れていると思う為。(女性30代、福岡県)
喫煙所の減少に不便さ等は感じますが、タバコを吸わない人、特に子供や、身体、体調の悪い方にとっては、嫌なものでしかないと思っているので賛成します。(女性30代、山口県)
受動喫煙の問題が1番の理由です。この問題がある限り喫煙は制限されるのは仕方のないことだと思うし、人の多く集まる場所では禁煙になることが当然という社会的な意識をもっと広めるべきだと思います。(男性40代、宮城県)
受動喫煙が気になる。吸殻やゴミを平気で捨てていくマナーが悪い人が目につく。有料喫煙所を作るべき。(男性40代、愛知県)
自身喫煙者ではあるが、食事時やリラックスする場所では、非喫煙者にとって迷惑であることは理解できるので。(男性60代、北海道)
自分自身もタバコはやめたいが、やめられない。喫煙所が減少すれば必然的にやめざるを得ないかな?と思う。(女性60代、北海道)

非喫煙者の回答
喫煙場所が減ることはたばこの副流煙を吸う機会が少なくなるから有難い。ただ、自分は吸わないが、喫煙者のことも考えて減らしすぎるのは良くないと思う。
タバコを吸うこと自体あまり賛成ではない。しっかりと分けられている喫煙スペース(ショッピングモールなどの施設にある扉で仕切られているタイプ)は良いが、飲食店やコンビニの前などの完全に仕切られていない喫煙スペースは煙や臭いが気になるし、子どもがいるのであまり良いと思わない。(女性20代、愛知県)
体によくないので、本人だけならいいが、他の人に影響を及ぼす場所は禁煙にしてほしい。(女性30代、大分県)
喫煙者数が激減しているし、今後も減っていくのは確実なのでそれに応じて喫煙所も減らしていくのが良いと思うから。(男性30代、東京都)
吸う権利より吸わない権利を優先すべき。百害あって一利なしであるタバコ自体を、公共の場で吸うこと自体おかしいと思うので。(男性40代、奈良県)
喫煙は自宅だけにしてほしい。(女性40代、京都府)
結局、分煙しても匂いがしてくるので少ない方に賛成です。(女性40代、埼玉県)
同じ店内や部屋で吸われると髪の毛や服がくさくなるし、空気が汚く感じ嫌だから。(男性50代、埼玉県)
受動喫煙の健康被害を無くしたい。健康を損ねている高齢者・妊産婦・乳幼児を守りたい。(女性60代、岩手県)

------ 反対の理由 ------
喫煙者の回答
喫煙所が減ることによって路上喫煙などが増えてしまうと思うから。(男性20代、北海道)
喫煙所がなくなるとそれ以外で吸う人がいてポイ捨てしたりするから。(男性20代、神奈川県)
少し休憩しようとカフェに入ってもタバコが吸えないし、外でも灰皿がなくて吸いづらく、ストレスが溜まるから。外出際、喫煙所を探すだけで疲れる。お金を出して買っているのに、吸うことが悪い感じが広まりすぎている。(女性30代、大阪府)
タバコを吸いたい人にとっては少々きついと感じる。外出が減る。(男性40代、東京都)
タバコ税という税金を払っているのだから、逆にもっと優遇されてもいいと思う。(男性40代、大阪府)
タバコ自体、度々値上がりする上に、喫煙場所も年々減らされたらスモーカーとしては肩身が狭い。(男性50代、鳥取県)
分煙にしている喫茶店も土日は全席禁煙にしたりしているので入れない所が多い。コーヒーと煙草はセットでしょ。(男性50代、新潟県)
有料でもいいから残しておかないと、マナー違反の喫煙が増える。(男性60代、沖縄県)

非喫煙者の回答
販売しているのなら吸う場所も作るべき。(女性20代、兵庫県)
禁煙派と喫煙派の共存が大事。(男性20代、岐阜県)
きちんと分煙ができているなら、喫煙場所を減らす必要はないと思う。(女性20代、宮城県)
歩きタバコを減らしたいから。タバコも文化として大切だから。(女性20代、兵庫県)
タバコを吸う人のために喫煙場所は必要。喫煙場所を減らして、色々な所で吸われる方が迷惑。(女性30代、香川県)
彼らは、より多くの税金を払っているから。(男性30代、北海道)
タバコを気兼ねなく吸える場所を確保することで、マナーの良い喫煙者の権利を確保できるから。それに喫煙場所が減るとマナーの悪い喫煙者が路上喫煙等のトラブルを招く吸い方をするようになることが怖いから。(女性30代、東京都)
タバコを吸う人の権利を奪っていると思う。肩身が狭すぎて気の毒。(女性40代、千葉県)
自分も家族もタバコは吸わないが、嗜好品なのだから個人の自由だと思う。今でもタバコを吸う人と一緒に入れる飲食店が少ないため、探すのに一苦労だし時間も無駄になる。これ以上規制するくらいなら、販売を止めたほうがいい。(女性40代、熊本県)

【6】 受動喫煙対策を強化する「健康増進法改正案」に“賛成派”は、喫煙者58%、非喫煙者88%

たばこの受動喫煙対策を強化する「健康増進法改正案」が、 2018年3月9日に閣議決定された。改正案では、学校や病院、官公庁などの屋内は「全面禁煙」、新規開店または客席100平方メートル超の飲食店は屋内「原則禁煙」、加熱式たばこは分煙可能だが、紙巻きは密閉された喫煙所でのみ可能、とされている。この改正案に対する賛否を尋ねたところ、喫煙者は、賛成58%、反対42%で、半数強が賛成している。非喫煙者は、賛成88%、反対12%だった。

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市場調査メディアHoNote(ホノテ)

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